当初は島根で働くことを考えていなかったという増田さん。「家族や友人など相談できる人が近くにいることがいいな」と思い島根で就職活動をした際、出会ったのがキグチテクニクス。なじみのない材料調査に興味を持ち、会社見学に行ったことが入社のきっかけだそうです。
大学では化学専攻。専攻した分野と今の業務の直接的な関わりはないそうですが、大学での実験レポートが資料作りに生きていて、今では200ページの報告書をまとめるまでになりました。

キグチテクニクスは「世界中のものづくりの安全・安心を支える」材料の評価を行う試験所です。実際に試験等で評価したものが自動車や航空機の材料として使われるため、増田さんはいつも緊張感を持つことを心がけているそうです。そのため、一人で考えることも大切ですが、チーム全員で助け合うという雰囲気も持っており、複数の調査を行うときもスムーズに働ける環境になっています。入社したときの研修で一から丁寧に教えてもらえるので文系の方も活躍できるそうです。

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増田さんは、金属のミクロ・マクロ観察を主に行っています。その中で、「金属が折れた原因はこの異物か！」「生活の中でこんなものが使われていたのか」など今まで知らなかったことを発見できる、“知っていく楽しさ”があると教えてくれました。
また、この仕事のやりがいは、お客様に「参考になりました」と感謝されることで、「さらに丁寧に仕事をしよう」と思え、日々勉強と成長ができるそうです。

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