竹谷さんが松江土建に就職したのは、同社で住宅事業が始まって間もないころ。新しい事業に関われることに魅力を感じたそうです。また、地元の島根と進学先の大分で就職先を迷っていたところ、家族から「戻ってきて」と言われたのも決め手の一つになりました。
入社後、一級建築士の資格を取得。当時は2年の実務経験が受験資格の条件で、また現場を見るほうが知識が身につくため、働きながら専門学校に通っていました。勉強をする時間が確保でき、同じ資格を目指す友達もできたそうです。
現在は1児の母となり育休から復帰。松江土建は育休制度が充実し、実際に直属の先輩も制度を使っていたので、躊躇なく産休・育休を取れたそうです。今はまだお子さんが小さく、仕事の時間を短縮しているため、平日のプライベートと仕事の割合は同じぐらい。土曜日は家事を中心にしていますが、日曜日はお子さんと遊ぶなど家族との時間を過ごしています。
今はあまり行っていませんが、独身時代は旅行が趣味だったそうです。「特に沖縄に行くのが好きで、海には入らなかったんだけど、沖縄の空気感を感じるのが好きだったな」と話します。
設計開発室は設計の核となる場所。「部署のことは入ってから学ぶことのほうが多かったです。ここにいる以上プロであるべき」と竹谷さん。プロとして気をつけていることは、お客様のニーズ+αを提供することだそうです。お子さんが生まれてからは、建築に対する見方に変化も。家の中でどのような場所が子供にとって危ないかを考えるようになりました。キッチンの動線によって料理にかかる時間も大きく変わるため、使い勝手も以前よりこだわるようになったそうです。
松江土建は、現在195名の社員のうち、28名の女性が活躍しています。設計部門では、お客様に対して、女性の視点を取り入れた「住まいや暮らし」の提案を行っています。また、建築・土木の現場職員として働く若手の女性社員もいます。仕事と子育てを両立するための育児休業や時短勤務などの制度が充実しており、働きやすい職場環境づくりにも積極的な会社です。
松江土建株式会社
〒690-8513 松江市学園南2丁目3番5号
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